おがわクリニック

〒576-0041 大阪府交野市私部西2-6-1 メディカルテラスかたの1F
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気管支喘息

Medical

喘息

喘息は、アレルギーが原因で気管支に炎症を引き起こし、通常時は症状がほとんどないものの、風邪やホコリなどの刺激によって急に息苦しさが現れることが特徴の疾患です。当院では、患者様一人ひとりの生活スタイルや症状に合わせた最適な治療をご提案します。喘息外来では、呼吸器専門医、喘息専門医、看護師がチームを組み、また薬剤師と連携して、患者様の喘息の改善をサポートします。

喘息の検査

喘息は個人の健康に大きな影響を及ぼす可能性があるため、早期の診断と適切な管理が非常に重要です。当院では、患者様の症状に合わせて、以下の検査を行っております。

呼吸機能検査
スパイロメーター
喘息の診断や状態の判定には、スパイロメーターを用いた呼吸機能検査が基本的です。患者様には息を吸い込み、次に力いっぱい吐き出していただきます。これにより、肺活量や1秒間で吐き出される空気の量などを測定します。
胸部レントゲン検査
喘息のような喘鳴を認める他の疾患(例:好酸球性肺炎、肺癌、気管支拡張症など)を除外するために行います。これは喘息以外の疾患が関与している可能性を確認するための重要な検査です。
血液検査
喘息では、血液中の白血球の一部である好酸球が増えることがあります。好酸球はアレルギー体質の人にも見られるため、喘息がアレルギーに起因する場合があることを示し、血液検査で確認します。
呼気NO検査
喘息では、気道の炎症が起こることがよくあり、これが気道を狭める原因となります。呼気NO検査は、呼気中の一酸化窒素(NO)の量を測定することで、気道の炎症の程度を評価する検査です。これにより、喘息のコントロールが適切であるか、または治療の調整が必要かを判断します。
これらの検査を組み合わせることで、喘息の診断と管理がより正確に行うことができます。

喘息の治療

通常の治療法
喘息の治療は大きく分けて、日常的な発作を抑えるための治療と、症状が現れた際の緊急的な治療があります。日常的な治療では、吸入ステロイド薬や短時間作用型吸入β2刺激薬などを使い、気管支の炎症を抑えつつ気道を広げることが主な目的です。
重症時の治療法
喘息の症状が重くなった場合、当院では積極的に最新の治療法を取り入れます。これには生物学的製剤なども含まれ、患者様の状況に応じて選択されます。
治療の注意点
喘息の治療は長期間続くことが一般的ですが、治療の目標は発作を起こさず、健康な人と同じような生活を送ることです。治療は医師の指示に従い、自分で判断して治療を中断することなく続ける必要があります。また、症状の変化がある場合や、喘息の症状が週に1回以上出る場合は、速やかに医師に相談してください。

当院の特色

呼吸器専門医、喘息専門医が在籍しており、最新の生物学的製剤を含む幅広い治療を行う事が可能です。患者様の状態に応じて、最も適した治療を選択し、個別のケアを行います。また、看護師や薬剤師と連携し、患者様の生活全般にわたるサポートも致します。

最新の生物学的製剤について

当院では、喘息治療の革新的な選択肢である生物学的製剤にも積極的に取り組んでいます。特定の免疫反応を標的とした治療で、重症の喘息に対して非常に効果的です。喘息の慢性的な炎症を抑制し、発作の頻度と重さを減少させます。これにより、患者様の生活の質を大きく向上させることが可能となります。

喘息は長期にわたる管理と治療が必要とされる疾患であり、多くの場合、生涯にわたる課題となります。当院では患者様が安心してご来院いただけるよう、専門的なケアとサポートを提供することを大切にしております。喘息に関するご相談や治療についてご質問等がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

当院は交野市に位置しておりますが、近隣の枚方市、寝屋川市をはじめ、広い地域から多くの患者様にご来院いただいており、地域を越えて信頼される医療を提供することを目指しております。